23ヴァンキッシュについて考えてみた
22年の新製品も出揃った昨今、興味は早くも『23年の新製品に何が出るのか』という事を考えているアングラーも多いのではないでしょうか?
そういう私は、『何が出るのか』ではなく『23ヴァンキッシュは出るのか』という興味しかありません。
そこで、勝手に23ヴァンキッシュの考察を行い、一人で盛り上がってみようと思います。
※全て個人的な考えであり、情報に何の根拠もありません。また、責任も一切負う事は出来ません。あしからず…
- 23ヴァンキッシュ
- 価格7万円弱と予想
- 自重は19ヴァンキッシュと同じくらい
- 金属と樹脂の半プラボディでローターはCI4+(マグナムライトローター)
- インフィニティループ搭載(スーパースローオシュレート・密巻き)
- アンチアシストフィン搭載
価格は7万円弱と予想
まず最初に予算です。
予算を組むという事は、物を買うにあたってもとても大事な事。(ええ、貧乏人の小遣制の私は、予算組は絶対に不可避なのです…)
現行の19ヴァンキッシュは、22年の値上げを実施し61,000~64,000円となりました。
近年の傾向からしても、数千円の値上げは避けられないと思います。
仮に5千円アップだとすると66,000円~69,000円。
実売価格で55,000円~58,000円前後と予想。
このくらいが妥当なラインと踏んでいます。
予算組は勿論この価格で!!
自重は19ヴァンキッシュと同等
23ヴァンキッシュは軽量化はされない!!
22ステラの傾向を考えると、現状シマノの軽量化の流れは無くなったのではないかと思っています。
恐らく、これ以上軽くすると耐久性や強度に問題が出てくる。
つまり、18ステラ・19ヴァンキッシュの段階で、現代技術で考えられる最大限の軽量化が成されている。
リールにおける軽量化時代は終わったという事です。
19ヴァンキッシュの自重を見てみましょう。
2500番ボディで155g~170g、4000番ボディで185g~220g。
(C3000MHGで170g、4000MHGで205g)
いや、十分過ぎる軽さでしょう!!
もしかしたら、『更なる軽量化は技術的には可能。でも、そうするとロッドとのバランスが悪くなる』という事かもしれませんね!!
自重に関しては考える必要が無いと判断します!!
半プラボディ+マグナムライトローターの構造
ここも恐らく確定だと思っています。
構造は、フット側のボディがマグネシウム、ギアボックス側のボディがCI4+と予想します。
ひょっとしたら、CI4+の後継素材がここに搭載されるかもしれません。
しかし、基本的な金属と樹脂のバランスは変わらないと思います。
この構造、19ヴァンキッシュや20ツインパワーが発表された時は酷評の的となっていましたが、その後の不満不評は全く聞かれませんよね。
むしろ巻きや自重が軽くなって良い評価が目立っています。
自重や巻きの軽さが売りのクイックレスポンスシリーズ(MGLシリーズ)の最高峰であるヴァンキッシュ。
この半プラボディのバランスで、全く異論はありません!!
インフィニティループ搭載(スローオシュレート・密巻き)
ここからは完全に予想となります。
23ヴァンキッシュには、インフィニティループが搭載されます!!
22ステラで話題沸騰の、密巻きと言われているアレです。
00ステラで初搭載された、スーパースローオシュレートとも呼ばれています。
この技術が23ヴァンキッシュに付くのか付かないのか、今回の23ヴァンキッシュの最大の焦点になる気がします。
私は、このインフィニティループ、『搭載される』と思っています。
理由は、《圧倒的需要過多》になっている、22ステラの存在です。
今回のインフィニティループ。
04ステラを最後に封印していた技術を敢えて復活させてきました。
つまり、それはシマノにとっても挑戦であり、覚悟であり、本気の表れであると推測します。
そして、22ステラの爆売れの今の状況です。
正直、22ステラの爆発的ヒットは、シマノも全く予想できなかったのではないでしょうか。
このヒットの裏側には、新機構を搭載されたことが起因、つまり、インフィニティループ(スーパースローオシュレート・密巻き)を搭載した事による影響だとシマノが考えても、全く不思議ではありません。
ヴァンキッシュは、堅牢さを重視した『コアソリッドシリーズ』と双璧である、軽さを重視した『MGLシリーズ(旧名クイックレスポンスシリーズ)』の最高峰のリールに位置付けられます。(コアソリッドシリーズ最高峰は言わずもがなステラ)
シマノが考える2つのコンセプトの、それぞれの最高峰であるステラとヴァンキッシュ。
この両機種の間に、技術的な格差を生んではいけないと私は考えます。
インフィニティループは、絶対に搭載されると思います。
アンチツイストフィン搭載
前項で『インフィニティループは絶対に搭載される』と断言しました。
という事は、インフィニティループとセットで登場しているアンチツイストフィンも絶対に搭載されます。
当たり前です。
このアンチツイストフィンが無いと、インフィニティループは有り得ませんし、その逆も然りです。
この2つの機構は切っても切り離すことはできません。
情報を調べてみると、このアンチツイストフィンはスプールにテンションを掛ける上で一定の効果を間違いなく発揮している事が分かりました。
インフィニティループの生命線は、この機構なのかもしれませんね。
23ヴァンキッシュ、懸念事項!!
ここまで勝手に予想してきた23ヴァンキッシュ情報。
ここから先は、私が今考えている懸念事項についてです。
恐らく、この記事に辿り着いた人は似たような悩みを持っていると思いますので、そんな情報を共有できたらと思います。
23ヴァンキッシュ、本当に出るの?問題
既にお気付きの方もいるかもしれませんが、これまでの文章は全て『23ヴァンキッシュは登場する!』という事を前提に書いてきました。
『いやいや、まず本当に出るのか出ないのか、発表されるのかされないのか分からないじゃん!!』という問題が最初に出てきます。
そうです。
23年年明け、シマノからの新製品情報にヴァンキッシュの名前が無ければ、この記事の推測は全て無駄。
読んでくださった方にとっても時間の無駄になってしまいます。
別記事でコメントをくれた方は『出ないと考えられる情報もある』と教えてくれました。
貴重な意見です。
いや、残念な意見です。
23ヴァンキッシュは出ないかもしれません!!
というか、分かりません!!
その事を念頭に置いてください…
インフィニティループ欠陥?問題
既に世に出て爆発的なヒットを記録している22ステラ。
残念ながらトラブルも多数散見する事が出来ます。
その中には、インフィニティループに関するトラブルの記事や動画も見つける事が出来、この機構に対する不安を感じている方も多数いる事と思います。
インフィニティループのトラブル、つまり、バックラッシュです。
堅牢さが売りのステラ。
調べてみると、やや軽めのルアーを投げた際にラインローラーまでラインが誘導されず、スローオシュレートによってスプール内にラインが巻かれない事でバックラッシュを引き起こすようです。
重いルアーではそれほどトラブルにはならないとか。
軽さが売りのヴァンキッシュ。
当たり前ですが軽いルアーを投げる事を誰しもが考えると思います。
むしろ『軽いルアー専用』にしようとするアングラーが大半でしょう。
そう考えると、ヴァンキッシュとインフィニティループの相性って、最悪なのではないでしょうか。。。
これも調べてみると、どうやらバックラッシュが起こる原因の認識と、使い手の技術でバックラッシュのトラブルはある程度回避する事が出来るようです。
私にその技術があるかどうかは、また別の話です。
いずれにしても、気になるところです。
シマノ、カスタマーサポート問題(現場大混乱?)
爆発的ヒットを記録しているのと同時に、記録的なトラブル件数も報告されている22ステラ。(ネット情報より)
このトラブル。
色々調べてみると、技術的な欠陥ではなく人為的なミスが起因となっているケースも結構あるようです。
これは、22ステラの記録的なヒットに伴い、製造現場が大混乱を引き起こしているという事なのかもしれません。
22ステラのヒットは、恐らくシマノの予想を大きく超えていると思います。
つまり、需要に見合った製造ラインが足りておらず、同時に人手不足も高い確率で引き起こしているはずです。
だったら人を雇えば良いと思うかもしれませんが、ステラのような最高峰のリール。
組み方を簡単に引継げるものではないでしょうし、需要が落ち着いてきた時の事を考えると、簡単に製造ラインや人手を増やす事は出来ないものです。(made inジャパン、日本の雇用制度、ステラを派遣さんに組ませる?等)
つまり、このシマノの混乱はしばらく続くのではないでしょうか。
さて、23ヴァンキッシュの問題はここからです。
現場が大混乱の中で登場する23ヴァンキッシュ。
初期不良、絶対起こると思いませんか?
絶対に不具合多いでしょって事は容易に想像できます。
ステラがダメでヴァンキッシュは大丈夫なんて、誰が想像できるのでしょう。
私が一番心配している事は、この点です。
でも、こればっかりは買わない以外に防ぎようがないんだよな…。
まとめ
いかがでしょうか。
全て私の憶測です。
繰り返しますが、この記事の責任は一切負いません。
私は、23ヴァンキッシュの発表を心待ちにしている、しがない一人のヘボ釣り師です。
それでは、発表の日を心待ちにし、ああでもないこうでもないと予想しながらその時を待ちましょう。
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