皆様はルアーローテーションをどんな感じでやっていますか?
初心者の方なんかだと、どういう感じでやっていればいいのか分からないってい人がいるのではないでしょうか。
そこで、大変僭越ではありますが、私が常に心掛けているルアーローテを参考までに紹介したいと思います。
私の通っているナイトサーフシーバスのルアーローテですので、他の条件では一切当てはまらない場合もありますので、その点はご了承ください。
※私のサーフのホームポイントは、100m先で水深3m、50m先で1mくらいの超遠浅サーフでございます。
ルアーローテーションで心掛ける事
ルアーローテーションにおいて、私は下記の6点を意識して行っておりますので、それについて解説をしていきたいと思います。
まずは大前提として、自分が釣れると信じているルアーだけを使いましょう!
これは当たり前のことのように感じますが、最も大事なことだと思います。
基本的に、シーバスはルアーを投げ続けなければ釣れません。
ルアー交換を何度も繰り返してしまうと、ルアーを投げる時間も必然として少なくなってしまいます。
つまり、釣れるチャンスを自ずと削っているということです。
ルアーローテーションは必要最小限、自信の持てるルアーだけでいいのです。
そして、間違えてはいけないのは、釣れないルアーなんて無いということです。
世に出回っているちゃんとしたメーカーのルアーは、全て釣れるルアーです。
時々『釣れるルアーを教えて』なんて質問がありますが、残念ながら釣れないルアーなんて存在しません!!
ルアーに適したフィールドや使い方が正しければ必ず釣れるので、まずは自信の持てるルアーを厳選して、釣り場に向かってください!!
それすらも分からない場合は、まずはカゲロウ124fを買ってください!コスケ110fでもいいです!!
私を信じて頂けるという方は、レスポンダー129fのシルエットブラックを買ってください!!w
まずはここから始めましょう。
まずは表層から、活性の高いシーバスから先に狙います。
これはもう、基本中の基本です。
サーフには活性の高いシーバスが回遊してきますので、そいつから狙おうという作戦です。
基本的には、強波動系のルアーで広範囲にアピール出来るルアーが良いと思います。
私はレスポンダーのインプレで熱く語らせてもらいましたが、先発はレスポンダー129fで固定です。
こいつを投げて、シーバスがいればサクッと釣れてくれる、釣れなければ次の手です。
レスポンダーは大好きですけど、万能なルアーでもないので、先発は固定していますが固執はしません。
釣れなければ、レスポンダーでは釣れない状況だという事と認識し、さっさと次の手です。
また、後述にあります「投げながら移動する場合」なんかは、魚を寄せる力が強いのでレスポンダーが特におススメです!!(強波動系)
ルアーチェンジを何気なくやっていませんか?
実は、今まで投げてきたルアーが布石となっている場合もあります。
ですので、ルアーローテーションは、今まで投げていたルアーを常に把握して行う必要があります。
近くまで寄ってきているけどルアーを見切っているだけかもしれません。
ルアーチェンジをして1投目で食ってくる場合も多いと思いますが、そんな時は大抵このパターンです。
『寄せてきたら食わせる』
この流れがとても大事です。
シーバスは実は近くにいる、常にそういう意識を心掛けましょう。
例として私の場合ですが、先発で投げた強波動ルアーで釣れなかった次の手はほぼ決まっていて、今度は逆に、ローリング主体のルアーを、同じコースに投げます。
例としては、カゲロウやコスケです。ハードコアリップレスなんかも好きです。
イメージとしては、「先発の強波動でシーバスが気付いて寄ってきたけど見切ってしまった、そんな個体を食わせる」というイメージです。
何気なくやるんではなく、シーバスがココにいる「かもしれない」という意識を持つ事が非常に大事です。
同タイプのルアーを投げ続けないという事もとても大切です。
だって、そのアクションでは、シーバスは食わなかったって事ですから…。
タイプを幾つかの要素に分けてみると、こんな感じで良いと思います。
- 基本アクション(ウォブリングorローリング)
- サイズ
- レンジ
大雑把に、この3つの要素が被るルアーは、ルアーチェンジしてもダメです。無意味です。
意識としては、こんな感じです。
- 表層系の強波動系とローリング系を投げても反応が無かった。だったら、表層にはいないのだから、レンジを下げてみよう。(例:サイレントアサシンにルアーチェンジ)
- 表層系の強波動系とローリング系を投げても反応が無かった。だったら、この周辺にはいないのだからもっと遠くを探ってみよう。(例:かっ飛び棒へルアーチェンジ)
それと、周囲にアングラーがいるのなら、その人が何を投げているかも大事です。
釣れていなければ、全く違う系統のルアーを、釣れていれば、似ている系統のルアーを投げる事が大切です。
- 隣の人はミノーを投げて無反応。だったらバイブを投げてみよう。
- 隣の人はミノーを投げて無反応。だったらかっ飛び棒を投げて、もっと遠くを探ってみよう。
釣れなかった事や釣れてない人と同じ事をやっても、自分も同じように釣れないだけです。
『状況を変える』、という意識を持ちましょう!
色々試して釣れなければ、移動しましょう!
そこにシーバスは居ないのですから。
自分の中のローテーションの軸を持つと、見切りが付けやすくなります。
見切りを付けたら、100mくらい移動するもよし、1投ずつ投げ歩きながら移動するもよし、車で移動するもよし、諦めて帰宅するもよしです。
釣れない場所でジッと耐えて粘るのだけは勿体ないです。
回遊してくる確信が持てる場合は話は別ですが、釣れなければ即移動も、非常に大切な事ですよ!!
例えば、私であれば基本的にこのようにローテーションを行います。
- レスポンダー ⇒ 不動の先発ルアー
- カゲロウ ⇒ 食わせの神
- かっ飛び棒 ⇒ 長距離砲
- スタッガリングスイマー ⇒ スレた相手を食わせる為に
- レンジバイブ ⇒ 気分転換・やっつけ感、リアクションで食わないかな~…
- カゲロウ(再投) ⇒ 今まで投げたルアーで寄っている!最後のフォローとして
- ここには居ない!移動!!
こんな感じです。
レンジバイブの所は、ファントムやリリックになったりもします。
要は気分を変えたい時なんかに投げます。
移動前に、食わせ系のルアーでフォローする事を忘れずに!(ワームでもいいよ!)
ナイトシーバスですが、カラーはそれ程重要ではありません。
正直何でも釣れます。
と言うと語弊がありますが、カラーの優先順位は一番下で良いと思います。
カラーだけを変えるルアーチェンジは、時間の無駄だという事です。
ですから、モチベーションを維持できるカラーだけを持っていきましょう!
こんな記事も書きましたので、ご参考までに。
www.fishingtyuetsu.com
夜に釣れる気がするカラーは、人それぞれです。
今の私ならブラックです。
多くの人はチャートバックパールとか、どチャートとか、レッドヘッドとかでしょう。
それでいいんです。
カラーで悩まずに、あなたが信頼できるカラーだけを揃えればいいんです!
まとめ
いかがでしょうか?
私は、いつもこんな感じでナイトサーフを攻略しております。
ホームポイントの水深が1m~30cmくらいしかない所なので、レンジを刻むといっても表層かボトムかしかありません。
しかし、これでもある程度釣果が出ていますので、間違いではないかなと信じております。
最後は、自分が信じられるルアーを投げ続ける事が、一番正解と思っています。
私がレスポンダーを大好きなように、皆さんにとっての『コレだ!!』というルアーが決まると、自然とローテーションの軸が決まるはずです。
皆様のご参考になれば、幸いです。
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