シマノから、26ネッサXRが登場した。
発売は2026年8月。
価格は税別58,000円〜60,500円。
税込なら63,800円〜66,550円である。
高い。
いや、普通に高いって!!
「XR」という名前から、もう少し手を出しやすい価格を想像していた人も多いはず。
私もそうだった。
しかし、搭載されている技術を見ていくと、ただ値上がりしただけのロッドではない。
むしろ中身は、かなり上位機種に近づいている。
今回は26ネッサXRを実際に使ったインプレではない。
シマノ公式のスペックを見ながら、
- 何が魅力なのか
- 5機種はどう選ぶのか
- この価格でも買う価値があるのか
- どんな人なら買わなくていいのか
この辺りを本気で考えてみたい。
26ネッサXRの基本スペック
26ネッサXRは全5機種。
| モデル | 全長 | 自重 | ジグ | プラグ | PE | 税別価格 |
|---|---|---|---|---|---|---|
| S99M+ | 2.97m | 165g | MAX50g | 12〜45g | 0.8〜2号 | 58,000円 |
| S1010M+ | 3.30m | 182g | MAX50g | 12〜45g | 0.8〜2号 | 59,500円 |
| S1010M/MH | 3.30m | 185g | MAX58g | 12〜54g | 0.8〜2号 | 59,500円 |
| S110MH/JERK | 3.35m | 192g | MAX58g | 12〜58g | 0.8〜2号 | 60,500円 |
| S110M/MH+ | 3.35m | 195g | MAX68g | 12〜58g | 1〜2.5号 | 60,500円 |
全て3ピースの並継。
一番軽いS99M+は165g。
11フィートの最強モデルでも195gに収まっている。
長いサーフロッドで、しかもパワーを持たせながらこの重量。
数値だけ見れば、かなり頑張っている。
26ネッサXRで一番気になったのはガイド
今回の目玉は、Xガイド タッチフリーチタンだと思う。
ただし、採用されているのはバットガイド。
ここを「全ガイドがXガイド」と勘違いしてはいけない。
シマノによれば、放出されたラインを早く滑らかに収束させ、糸絡みやPEラインの毛羽立ち、エアノットを抑える狙いがある。
サーフは横風の中でも投げる。
向かい風でも投げる。
釣れなくても投げる。
ひたすら投げる。
その途中でエアノットが出来た時の絶望感は、サーフをやる人なら分かるはずだ。
飛距離が何m伸びるかは、実際に投げないと分からない。
ただ、トラブルを減らす方向の進化は素直にありがたい。
ブランクスもグリップも、ほぼ上位機種の雰囲気
ブランクスには、
- スパイラルXコア
- ハイパワーX
- T1100G
を採用。
さらにカーボンモノコックグリップ、パーフェクションシートXT、スクリューロックジョイントまで入っている。
カーボンモノコックグリップは、従来のラウンドタイプからエッジタイプへ変更された。
重いジグを投げる時、引き手をしっかり使いやすい形状になっているらしい。
この辺りを見ると、もはや「中級機だから適度に装備を削りました」というロッドではない。
価格も中級機ではなくなりつつあるけど…。
5機種の中で選ぶならどれ?
迷ったらS1010M+
一番無難なのはS1010M+。
プラグ12〜45g、ジグMAX50g。
ミノー、シンペン、ワーム、メタルジグまで、一般的なサーフゲームならかなり広く対応できる。
シマノ自身もスタンダードモデルとしている。
最初のネッサXRなら、まずこれでいい。
というか、何を買えばいいか分からない状態で尖った番手へ行く必要はない。
新潟のサーフで私が気になるのはS1010M/MH
個人的に一番気になるのはS1010M/MH。
柔らかく追従するソフチューブトップと、MHクラスのバットを組み合わせたドリフトモデルだ。
引き抵抗の弱いシンペンを流したい。
でも、秋の荒れ気味のサーフや不意の青物も怖い。
そんな欲張りな条件に合いそうなのがこれ。
新潟のサーフを考えると、かなり面白い番手だと思う。
もちろん、これはスペックからの考察。
実際のティップの入り方や持ち重りは、店頭で触って確認したい。
S110M/MH+は必要な人が買うロッド
S110M/MH+はジグMAX68g、PE1〜2.5号。
大型ヒラメや青物、波が高いサーフ、強い向かい風まで想定したシリーズ最強モデル。
強い。
だが、普段30g前後のルアーを投げるだけなら、明らかに持て余す可能性がある。
「一番強いから一番安心」で選ぶと、重くて硬いロッドを一日中振ることになる。
それ、修行です。
26ネッサXRは買いなのか?
結論。
サーフ専用ロッドを1本、本気で選ぶ人には買いだと思う。
特に、
- サーフへ通う回数が多い
- 横風や向かい風でも投げ続ける
- ライントラブルを少しでも減らしたい
- ヒラメだけでなくシーバスや青物も狙う
- 3ピースの携帯性が欲しい
こんな人には、価格なりの理由がある。
一方で、月に数回サーフへ行く程度なら、ネッサSSや手持ちのシーバスロッドでも十分な人は多い。
専用ロッドは確かに快適。
ただし、専用だから魚が勝手に掛かるわけではない。
そこは忘れてはいけない。
私は以前、シーバスロッドでショアジギをやってはいけない理由も書いた。
重いジグを多用するなら専用ロッドの恩恵は大きい。
逆にミノー中心なら、今持っているロッドで困っていない可能性もある。
私は買うのか?
買わない。
少なくとも今は。
なぜなら私には、今年買ったバリスティック100MLがある。
2026年のメインタックルとして選んだばかりだ。
ここで26ネッサXRまで買ったら、ロッドの役割が完全に被る。
欲しいか欲しくないかで言えば、欲しい。
S1010M/MHはかなり気になる。
でも、必要か必要じゃないかで言えば、必要ない。
釣具はこの判断が一番難しい。
必要ない物ほど欲しくなる。
まとめ|高い。でも中身を見れば納得はできる
26ネッサXRは安いロッドではない。
税込定価は6万円台。
簡単に買える価格ではない。
しかし、Xガイド タッチフリーチタン、スパイラルXコア、T1100G、カーボンモノコックグリップなど、内容はかなり本気だ。
ただ値段が上がっただけとは言えない。
迷ったらS1010M+。
シンペンのドリフトや不意の大物まで考えるならS1010M/MH。
強さが必要な人だけS110M/MH+。
この選び方で大きく外しにくいと思う。
私ならS1010M/MH。
買わないけど。
たぶん。


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