新潟の秋イカシーズン。
今年は、エギング用の1台をちゃんと選びたい。
そんな人に気になるリールが出てきました。
26セフィアBB。
黒に、深い赤。
まず、この見た目がいい。
でも今回、私が気になったのは見た目だけではありません。
インフィニティクロス。
個人的には、これが入ったことが相当大きい。
さらに、インフィニティドライブ。
アンチツイストフィン。
巻くための機構も、細いPEラインの扱いを支える機構も、ちゃんと入っている。
エギを動かす。
糸フケを取る。
フォールを待つ。
その繰り返しを支える道具として、これはかなり気になる。
そして26セフィアBBには、釣り方に合わせて選べる4機種があります。
シングルか、ダブルか。
ノーマルギアか、ハイギアか。
先に結論を言うと、新潟の港湾や堤防を歩いて秋イカを探すなら、私の本命はC3000SHGです。
ただ、ダブルハンドルにも、ノーマルギアにも、選びたくなる理由がある。
今回は「なぜ買い替えたくなるのか」と「自分の釣りなら、どれが欲しいか」を整理していきます。
※私は26セフィアBBを実釣で使用していません。本記事はシマノ公式情報を基にしたモデル比較・購入検討記事です。
インフィニティクロスがセフィアBBに入った。私は、これだけでも買い替える価値があると思う
今回、私が一番推したいのはここです。
インフィニティクロス。
これ、個人的には相当大きい。
シマノの説明では、ギア同士が接触する面積を広げ、歯面にかかる負荷を分散する設計。ギアの耐久性を高め、滑らかな巻き心地を長く保つことを狙った機構です。シマノ公式の技術解説
ここからは、私個人の評価です。
インフィニティクロスは、下位機種であればあるほど、その恩恵が大きいと感じています。
巻き心地が、一段も二段も上質になる。
私は、それくらい高く評価しています。
ただ機能が一つ増えた、という受け止め方ではありません。
リールを使うたびに回す、ハンドル。
その時に感じる質を重視するなら、ここは見逃したくない。
それが、セフィアBBに入った。
これは大きいです。
今までのセフィアBBから持ち替えたら、上位モデルかと錯覚するんじゃないか。
まだ新旧のセフィアBBを巻き比べたわけではありませんが、私はそこまで期待しています。
これだけでも、買い替える価値はある。
少なくとも私は、そう思います。
26セフィアBBの魅力は、エギングの一連の操作に向き合っていること
メーカー希望本体価格は22,500円〜24,500円。税別です。
店頭や通販の販売価格とは異なるので、購入時は番手と税込価格を合わせて確認してください。
私がいいと思ったのは、この価格帯でエギング向けの機構がまとまっていること。
ただ機能名が多い、という話ではありません。
自分が海でやる動作と、つながっているんです。
糸フケを扱う釣りだから、アンチツイストフィンが気になる
エギングは、しゃくった後の糸フケを扱う釣りです。
そして、細いPEラインを使います。
アンチツイストフィンは、ラインのたるみを抑え、スプール下への糸落ちや、ヨレたままの巻き込みを軽減するための機構です。
投げたい時に、ラインを直している。
そんな時間を少しでも減らして、次の1投に集中したい。
ここは、エギング専用機に入っている意味が分かりやすいと思います。
もちろん、トラブルを完全になくす機構ではありません。糸フケを残したまま無理に巻かない、といった基本の操作も大切です。
巻き上げとドラグ調整にも、専用機を選ぶ理由がある
インフィニティドライブは、負荷がかかった時の巻き上げを支える機構。
そして、ラピッドファイアドラグ。
ノブを回した量に対するドラグ力の変化が大きく、素早く調整したい時に向く機構です。
掛ける時と、寄せる時。
その場に合わせてドラグを調整したい人には、気になる装備だと思います。
26セフィアBBそのものの巻き心地やドラグの感触は、実機で確かめたいところです。
でも、糸を巻ければいいリールではなく、エギングの動作を支えるために選ばれた装備だということは伝わってきます。
仕様・機構の説明はシマノ公式のセフィアBB製品情報で確認しています。ここからの選び分けは、その情報を基にした私の考えです。
26セフィアBBの4機種を比較
26セフィアBBは、すべてC3000番です。
違うのは、主にハンドルとギア比。
| モデル | ハンドル | ギア比 | 自重 | 最大巻上長/1回転 | 本体価格(税別) |
|---|---|---|---|---|---|
| C3000S | シングル | 5.1 | 215g | 75cm | 22,500円 |
| C3000SHG | シングル | 5.8 | 215g | 86cm | 22,500円 |
| C3000SDH | ダブル | 5.1 | 230g | 75cm | 24,500円 |
| C3000SDHHG | ダブル | 5.8 | 230g | 86cm | 24,500円 |
全機種共通で、実用ドラグ力3.5kg、最大ドラグ力9kg。ベアリング数はBB5個/ローラー1個です。
糸巻量はPE0.6号-200m、0.8号-150m、1号-120m。スプール径47mm/ストローク17mmも共通です。
ハンドル長はC3000Sが50mm、C3000SHGが55mm、ダブルハンドル2機種が45mm。自重だけでなく、ここにも違いがあります。
※数値はシマノ公式スペック。最大巻上長はスプールに巻かれている糸の量で変わります。本体価格は実売価格ではありません。

こうして見ると、話は単純です。
軽さを優先するならシングルハンドル。
ハンドルの自重による余計な回転を抑えたいならダブルハンドル。
少ない巻取り量で操作したいならノーマルギア。
糸フケ回収と手返しならハイギア。
自分がどの操作を大事にするかで、欲しい1台が見えてきます。
シングルハンドルとダブルハンドル、どちらがいい?
軽さと巻き上げを優先するならシングル
C3000SとC3000SHGは、どちらも自重215g。
ダブルハンドルの2機種より15g軽くなります。
しゃくり続ける釣りなので、同じシリーズ内で15g軽くできるのは分かりやすい選択理由です。
シマノも、軽さと巻き上げを重視する選択肢としてシングルハンドルを案内しています。
軽い。
本体価格も2,000円安い。
堤防を歩きながら何度も投げる。装備の重さも抑えたい。
そんな使い方で、まず候補にしたいのがこちらです。
フォール中の余計な巻取りを抑えたいならダブル
C3000SDHとC3000SDHHGは、自重230g。
シングルより15g重くなります。
その代わり、ダブルハンドルは左右の重量が釣り合うため、手を離した時にハンドルの自重で回りにくい。
しゃくる。
糸フケを取る。
フォールさせる。
この時、ハンドルが余計に動いてラインを巻き取るのを抑えやすいわけです。
エギングらしい操作を重視するなら、ダブルハンドルには明確な理由があります。
見た目も、いかにもエギング専用機。
正直、カッコいい。
この黒と赤のリールをロッドに付けて、秋の海に立ちたい。
道具を選ぶ時って、そう思えることも大事ですよね。
なお、C3000SDHは前作比で5g軽量化されたと公式に案内されています。
重さだけでダブルハンドルを外していた人も、この230gならどうか。
使うロッドに合わせて、店頭で持って確かめたいところです。
ノーマルギアとハイギア、どちらが新潟向き?
ノーマルギアは「その場で見せたい」人向け
ノーマルギアはギア比5.1、最大巻上長はハンドル1回転75cm。
同じだけハンドルを回した時、ハイギアより巻き取る糸が少なくなります。
必要な糸フケを少しずつ回収しながら、その場で丁寧に見せたい。
そんな操作を好むなら、選ぶ理由があります。
浅い場所。
潮が緩い場所。
足元まで追ってきたイカに、もう一度見せたい場面。
こういう釣りなら、C3000SかC3000SDHが合いそうです。
前回の記事で取り上げた「エギ王Kシャロー3号」のような、ゆっくり沈むエギとも考え方は合わせやすい。
沈めすぎず、動かしすぎず、長く見せる。
ただし、エギの沈下速度を決めるのはリールではありません。ギア比だけで根掛かりを防げるわけでもないです。
沈め方はエギで、糸の回収量はリールの操作で考える。
この組み合わせを選べるのが、面白いところだと思います。
浅場で使うエギを選ぶなら、エギ王Kシャロー3号の2026新色と、沈下速度の違いを整理した記事も参考にしてください。
ハイギアは「糸フケを素早く回収したい」人向け
ハイギアはギア比5.8、最大巻上長はハンドル1回転86cm。
ノーマルギアとの差は、1回転で11cm。
風で膨らんだラインを回収する。
着水後、余った糸を素早く取る。
テンポよく投げ直す。
この繰り返しでは、差が積み重なります。
新潟の港湾や堤防で、風の影響を受ける場面まで考えると、この回収量は魅力です。
ハイギアだから、エギまで速く動かさなければいけないわけではありません。
必要な糸フケを素早く取って、待つ時は待つ。
その使い方ができるので、浅場でもハイギアを外す必要はないと思います。
そのため、新潟で岸から秋イカを狙う最初の1台なら、私はハイギアを基準に考えます。
新潟の秋イカなら、まずC3000SHGが本命
4機種から1台だけ選ぶなら、私の本命はC3000SHGです。
理由は単純。
シングルハンドルで215g。
86cm巻ける。
そして4機種中、最安価格帯。
新潟の港湾、堤防、足場の良い小磯を歩きながら、テンポよく秋イカを探す。
そんな使い方を考えると、軽さと回収量の組み合わせが素直に魅力的です。
公式スペックから見た、私なりの選択です。
ダブルハンドルの止まり方が好きなら、C3000SDHHG。
少ない巻取り量で丁寧に操作したいなら、C3000SかC3000SDH。
選び方を一言で分けるなら、こうです。
- 初めての1台・軽さ・ランガン:C3000SHG
- ダブルハンドルと手返し:C3000SDHHG
- 軽さと少ない巻取り量:C3000S
- ダブルハンドルと少ない巻取り量:C3000SDH
「どれが一番上か」ではありません。
全部、同じセフィアBBです。
違うのは、どの操作を大事にしたいか。
ここを決めれば、4択はかなり楽になります。
26ミラベルと迷ったらどうする?
同じ2026年のシマノ新製品には、26ミラベルがあります。
こちらは小型番手からそろう汎用リール。狙う魚や使うラインに合った番手を選べます。
対して26セフィアBBは、PE0.6号-200mの浅溝スプール、ラピッドファイアドラグ、ダブルハンドルの選択肢など、エギングへ明確に寄せています。
エギングだけでなく、ほかの釣りや家族用のタックルも含めて選びたい。
そう考えるなら、ミラベルの番手展開も見ておきたいところです。
逆に、秋イカ用として迷わず選びたい。
ハンドルの種類も、ギア比も、エギングの操作に合わせたい。
それなら26セフィアBBです。
「秋はこのタックルでエギングに行く」と決めて、1台を用意する。
その選び方が似合うリールだと思います。
汎用リールも含めて比べたい方は、26ミラベルの用途別・番手選びも参考にしてください。
26セフィアBBが合う人と、購入前に確認したいこと
秋のエギング用に、納得して1台を選びたい人へ
- これからエギング専用リールをそろえたい人
- 旧型のセフィアBBから、巻きの質を重視して買い替えを考えている人
- PE0.6号を中心に使う人
- 秋イカで港湾や堤防をランガンする人
- 糸フケによるトラブルを少しでも抑えたい人
- シングル・ダブル、ノーマル・HGを自分の釣り方で選びたい人
入門向けとして選びやすい。
でも、入門者しか使えないスペックではありません。
すでにエギングを楽しんでいる人が、好みのハンドルやギア比で専用タックルを組む時にも、検討する理由があると思います。
重さと、使うラインの量は確認しておきたい
自重は215gか230g。
200g以下を必須条件にしているなら、今回の4機種はその条件に入りません。
重さを最優先するのか。ダブルハンドルや専用ドラグを選びたいのか。
ここは、使うロッドと合わせて決めたいところです。
それと、浅溝スプールはPE0.6号を200m使いたい人には分かりやすい仕様ですが、0.8号なら150m、1号なら120mが公式の糸巻量です。
太さを変えても同じ200mが入るわけではありません。ラインの銘柄や巻く量によって、下巻きの要否も確認してください。
すでに使いやすいリールを持っている人は、重さやハンドルの好みも含めて選んでください。
そのうえで、巻き心地の質を大事にしたいなら、今回のインフィニティクロス搭載は強い買い替え理由になると私は思います。
単に新しくなったからではない。
自分が大事にしている部分に、期待できる進化があるから選ぶ。
私が今回のセフィアBBに惹かれるのは、そこです。
まとめ|26セフィアBBは、C3000SHGを基準に選べば分かりやすい
26セフィアBBは、シングル・ダブルと、ノーマル・ハイギアを組み合わせた4機種です。
新潟の秋イカで、港湾や堤防を歩きながらテンポよく探る。
その使い方なら、軽さと糸フケ回収を両立するC3000SHGが、最初の候補になると思います。
ダブルハンドルが好きならC3000SDHHG。
少ない巻取り量を好むならC3000SかC3000SDH。
この順で考えると、選びやすい。
そして、私にとって今回一番大きいのは、やっぱりインフィニティクロス。
メーカー希望本体価格が税別22,500円からのセフィアBBに、これが入った。
旧型からの買い替えを考えるなら、ここは見逃したくありません。
最初の専用機としても。
自分の操作に合わせた1台を選び直す時にも。
巻き心地を重視する私としては、インフィニティクロスの搭載だけでも、買い替える価値はあると思っています。
私なら、まずC3000SHG。
そして、ダブルハンドルのC3000SDHHGも横に並べてみたい。
自分のロッドに付けた時、どちらで秋イカを狙いたくなるか。
そこまで想像できる、気になる4機種です。
購入時は商品名の「26」と末尾のS・HG・DHまで確認を。同じセフィアBBでも、旧モデルやハンドル違いを選ばないようにしてください。
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