秋のシーバス。
この言葉だけで、ちょっと釣具屋に寄りたくなります。
でも、秋だから大きいルアー。
それだけで決めるのは、もったいない。
足元にいるベイトは小さい。
魚が出ているのは、思っているよりずっと手前。
そんな場面を考えた時、気になる新作が出てきました。
シマノの「モニカ100F ジェットブースト」です。
俺が気になるのは、ただ小さくなったことではありません。
水面のすぐ下を、どう通すか。
その選択肢が増えることです。
今回は、既存の125Fとの違いと、新潟の河川・河口で選ぶならどう考えるかを整理します。
先に結論。
小さいベイトと近い狙い所を意識するなら100F。
大きめのシルエットで広く探りたいなら125F。
「新しいから100Fが上」ではなく、使いたい場面で選びたい2本です。
※この記事は公式情報をもとにした新製品紹介・購入前の考察です。モニカ100F・125Fの実釣インプレではありません。情報確認日:2026年9月11日。
モニカ100Fと125Fの違いを先に整理
数字は、ここでまとめて確認しておきます。
| 項目 | モニカ100F | モニカ125F |
|---|---|---|
| 品番 | XL-110Z | XL-112X |
| タイプ | フローティング | フローティング |
| 全長/重量 | 100mm/11g | 125mm/22g |
| 潜行深度・公式参考値 | 〜0.15m | 〜0.3m |
| フック | #6×2 | #4×3 |
| 本体価格・税別 | 2,000円 | 2,250円 |
| 発売情報 | 2026年9月発売予定 | 本体は2024年9月。追加色は2026年9月発売予定 |
出典:シマノ・モニカ100F公式ページ、モニカ125F公式ページ。発売予定は公式の表記であり、各店への入荷・在庫を保証するものではありません。
100Fは、サイズだけでなく重量も違います。
だから、125Fを投げていたタックルなら、100Fも全く同じ感覚で使える。
そこまでは決めつけたくありません。
今のロッドで扱いたい重さなのか。
いつもの釣り場で必要な距離なのか。
買う前に、この2つは確認したいです。
「0〜10cm」と「〜15cm」は、分けて読む
ここは少し注意。
100Fの公式説明には、0〜10cmを探りやすい設計という記述があります。一方、スペック表の潜行深度は参考値で〜0.15mです。
この記事では、狙う層の説明とスペック表の数値を分けて記載しています。
「どんな条件でも10cmを泳ぐ」とは受け取らないでください。
そもそも俺が購入判断で見たいのは、何cmを保証してくれるかではなく、自分のボックスに水面直下を任せたい役割が空いているかです。
気になるのは、着水してからの最初の区間
飛ぶルアーは魅力的です。
これは間違いない。
でも、狙いたい場所を通り過ぎてから泳ぎ始めても、ちょっと困る。
流れの境目。
岸沿いの、ここを通したいという短い区間。
そういう場面を想像すると、飛距離だけでは選べません。
ジェットブーストは、バネとシャフトで重心移動ウェイトを支え、飛行の安定と速やかな泳ぎ出しを両立させる機構です。両サイズに搭載されています。シマノ・ジェットブースト解説
俺がここから期待するのは、「もっと沖へ」だけではなく、狙った区間を最初から使いたいという釣りへの相性です。
もちろん、実際に投げて確認した話ではありません。
それでも、買う理由を考えるなら、この部分はかなり面白い。
ただ遠くへ投げるための新作より、使いたい場所が浮かぶ新作。
俺はそっちに惹かれます。
新潟なら、県名より「その日の目の前」で選びたい
新潟の秋シーバス、といっても広いです。
小規模河川もある。
大きな河口もある。
サーフもある。
だから「新潟ならこれ1本」とは言いません。
ここからは、公式仕様をもとに俺ならどう選ぶかという考察です。特定の釣り場の直近釣果を示すものではありません。
小規模河川や、手前の小さいベイトを意識するなら100F
大事なのは、「小さい川だから必ず小さいルアー」ではなく、見えている餌と通したい区間です。
小さいベイトが気になる。
沖を探すより、目の前の変化を丁寧に通したい。
そんな日の候補に、100Fを置きたい。
買い物の前に、いつもの釣り場の「あそこ」を思い出してみてください。
そこで使う姿が浮かぶなら、数字を見ているだけの時より選びやすくなるはずです。
大河川の河口や、広い浅場を探るなら125Fも残したい
一方で、大きめのベイトを意識したい日。
まず広い範囲から探りたい日。
ここでは125Fを比較から外しません。
新しい100Fが出たから、125Fの出番がなくなる。
そんな話ではないと思うんです。
どちらが上かではなく、今日はどちらから入るか。
こう考える方が、ルアーを選ぶ時間も楽しい。
なお、125Fも浅い層を狙うフローティングです。河口というだけで、深い場所まで探れるわけではありません。
広く探す役割を求めるなら、買う前に125Fのサイズ・重さも一緒に確認しておきたいです。
サーフなら「表層を探す1本」として考える
サーフという言葉だけで、万能な1本にしてしまうのは違うと思います。
ボトムを探したいのか。
水面付近を意識した魚に見せたいのか。
まず、そこを分けたい。
モニカを候補にするなら、今回は後者です。
強い向かい風の日や、どうしても遠くへ届けたい日まで、100Fに全部任せるつもりでは選びません。
新潟でのロッド選びも整理したい方は、港湾・河川・サーフ別に考えたロッド選びの記事もどうぞ。
まず道具の名前より、自分が何をしたいか。
ルアーもロッドも、ここは同じですね。
買う前に確認したい、3つのこと
① 今のボックスに、同じ役割がないか
水面直下用の小型ミノーをすでに気に入って使っているなら、急いで買い替える必要はありません。
今のルアーでは何が足りないのか。
それとも、単純に新しい選択肢を試したいのか。
どちらも立派な理由です。
ただ、「絶対に必要」と「使ってみたい」は分けておきたい。
後者で買う釣具も、楽しいですからね(笑)。
② 遠投だけを理由に選んでいないか
飛距離の数字だけで、自分の釣り場でも同じように届くとは言い切れません。
100Fの軽さを扱えるタックルか、いつもの風の中で使いたいのか。
そこを考えたうえで、サイズを選びたいです。
飛距離競争をしたいのではなく、魚がいそうな所を通したい。
目的はそっちです。
③ 「ゆっくり巻く」をリールの名前だけで決めない
ルアーを選ぶと、次はリールも気になります。
ただ、今回の記事を読んだからといって、リールまで買い直す必要はありません。
今の道具で、どんな操作をしたいのか。
ギア比から整理したい方には、シーバスリールのハイギア・ローギアを考えた記事を置いておきます。
モニカ100Fが気になる人、今回は見送ってよい人
俺なら、次のように考えます。
| 購入を考えたい人 | 今回は見送ってよい人 |
|---|---|
| 水面直下用に小さいシルエットを足したい | すでに同じ役割のルアーで満足している |
| 広く探る釣りとは別に、近い狙い所を丁寧に通したい | 主にボトムや深い層を探りたい |
| 125Fとサイズ・重さの違う選択肢を持ちたい | 荒天時の遠投を最優先したい |
全部に当てはまる必要はありません。
「いつもの場所で、こう使ってみたい。」
それがひとつあれば、検討する理由としては十分だと思います。
まとめ|100Fを足す理由は、「新しい」より「使いたい場所」
モニカ100F。
俺が面白いと思ったのは、125Fとどちらが優秀か、という話ではありません。
今までと違う選択ができること。
今日は大きく見せたい。
今日は少し小さくしたい。
今日は、あの流れの境目を通したい。
そうやって、その日の釣りに合わせて選べるのが楽しい。
まだ投げていないので、飛びますとも、釣れますとも言いません。
でも、使う場所を想像したくなる新作なのは確かです。
新しいルアーを買う時の、あの感じ。
「次、いつ行けるかな。」
そこまで考え始めたら、もう十分に気になっていますね(笑)。
水面直下の小型ミノーを足したい方は、100Fを候補に。
購入時は100Fと125F、品番、カラー、送料込みの価格を確認してください。
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